往来の読み方と意味、「おうらい」と「じゅうらい」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「往来」という言葉があります。

 

この往来に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
往来がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは往来の読み方と意味、「おうらい」と「じゅうらい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.往来の正しい読み方は「おうらい」「じゅうらい」?

 

では往来の正しい読み方は、「おうらい」「じゅうらい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、往来の正しい読み方は「おうらい」になります

 

往来の”往”は「ゆ(く)」「おう」と読むことはできますが、「じゅう」と読むことはできないので、往来を「じゅうらい」と読むのは間違いです。

 

 

「じゅうらい」というのは、”従来(じゅうらい)”書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また往来(おうらい)のように「往(おう)」が用いられている言葉には、
「以往(いおう)・往診(おうしん)・往年(おうねん)・往復(おうふく)」などがあります。

 

往来(おうらい)のように「来(らい)」が用いられている言葉には、
「以来(いらい)・再来(さいらい)・未来(みらい)・来世(らいせ)」などがあります。

 

 

次の章で往来の意味と類義語について解説していきます。

 

2.往来の意味と類義語について

 

では往来の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず往来は「行ったり来たりすること/道路のこと/人と人との付き合いのこと」の意味として用いられています。

 

 

往来を用いた例文としては、「車の往来が激しい」や、
「往来で遊ぶのは危険だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「行ったり来たりすること」の意味で、
後者の例文は「道路のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また往来の類義語としては、「往復(おうふく)・来往(らいおう)・交通(こうつう)・往還(おうかん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても往来と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「往来の読み方と意味、”おうらい”と”じゅうらい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ