このページでは綱領の読み方と意味、「こうりょう」と「もうりょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.綱領の正しい読み方は「こうりょう」「もうりょう」?

 

結論から言ってしまうと、綱領の正しい読み方は「こうりょう」になります

 

綱領の”綱”は「つな」「こう」と読むことはできますが、「もう」と読むことはできないので、綱領を「もうりょう」と読むのは間違いです。

 

 

綱領の”綱(つな・こう)”という字は、”網(あみ・もう)”という字によく似ているため注意が必要です。

 

 

 

また綱領(こうりょう)のように「綱(こう)」が用いられている言葉には、
「綱紀(こうき)・要綱(ようこう)・大綱(たいこう)・綱目(こうもく)」などがあります。

 

綱領(こうりょう)のように「領(りょう)」が用いられている言葉には、
「領土(りょうど)・本領(ほんりょう)・受領(じゅりょう)・要領(ようりょう)」などがあります。

 

 

次の章で綱領の意味と類義語について解説していきます。

 

2.綱領の意味と類義語について

 

綱領は「物事の重要なところ/政党・団体などの主義・主張・活動の目的や方針などを示したもの」の意味として用いられています。

 

 

綱領を用いた例文としては、「去年に綱領が改正された」や、「党の綱領を支持する」のような使い方で用いられています。

 

一般的に綱領は後者の意味で使われることが多く、どちらも例文も「政党・団体などの主義・主張・活動の目的や方針などを示したもの」の意味で使用しています。

 

 

 

また綱領の類義語としては、「方針(ほうしん)・政策(せいさく)・概要(がいよう)・法規(ほうき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても綱領と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「綱領の読み方と意味、”こうりょう”と”もうりょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 綱領の正しい読み方は「こうりょう」で、「もうりょう」は間違い。
  • 綱領は「物事の重要なところ/政党・団体などの主義・主張・活動の目的や方針などを示したもの」の意味。
  • 綱領の類義語には、「方針・政策・概要・法規」などがある。

 

 

関連ページ