さて日常的に使われるもので「竹馬」という言葉があります。
この竹馬に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
竹馬がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは竹馬の読み方と意味、「ちくば」と「たけうま」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.竹馬の正しい読み方は「ちくば」「たけうま」?
では竹馬の正しい読み方は、「ちくば」「たけうま」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、竹馬の正しい読み方は「ちくば」「たけうま」の両方になります。
竹馬の”竹”は「たけ」「ちく」、”馬”は「うま」「ば」「ま」と読むことができます。
ただ竹馬は「ちくば」「たけうま」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また竹馬(ちくば)のように「竹(ちく)」が用いられている言葉には、
「淡竹(はちく)・石竹(せきちく)・竹輪(ちくわ)・竹林(ちくりん)」などがあります。
竹馬(ちくば)のように「馬(ば)」が用いられている言葉には、
「鞍馬(あんば)・競馬(けいば)・騎馬(きば)・出馬(しゅつば)」などがあります。
次の章で竹馬の意味と類義語について解説していきます。
2.竹馬の意味と類義語について
では竹馬の意味と類義語について見ていきましょう。
まず竹馬(たけうま)は「2本の竹に、適当な高さに足掛かりを作ってこれに乗り、竹の上部を握って歩く遊具/馬に見立てて子供達がまたがって遊ぶ竹の棒」の意味として用いられています。
”竹馬(たけうま)”は、一般的には「2本の竹に、適当な高さに足掛かりを作ってこれに乗り、竹の上部を握って歩く遊具」を意味します。
竹馬を「たけうま」と読むと上記のような意味になりますが、
「ちくば」と読むと上記の他に、「幼い頃のこと」の意味も含まれます。
このように竹馬は「たけうま」「ちくば」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
竹馬を用いた例文としては、「竹馬の練習をする」や、
「彼とは竹馬(ちくば)の友だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「2本の竹に、適当な高さに足掛かりを作ってこれに乗り、竹の上部を握って歩く遊具」の意味で、後者の例文は「幼い頃のこと」の意味で使用しています。
”竹馬(ちくば)の友”というのはことわざで、竹馬で一緒に遊んでいた友達ということから、「幼い頃から遊んでいた友達」の意味で使用されます。
また竹馬の類義語としては、「旧友(きゅうゆう)・幼馴染(おさななじみ)・知己(ちき)・旧知(きゅうち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても竹馬と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「竹馬の読み方と意味、”ちくば”と”たけうま”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 竹馬の正しい読み方は「ちくば」「たけうま」の両方。
- 竹馬(たけうま)は「2本の竹に、適当な高さに足掛かりを作ってこれに乗り、竹の上部を握って歩く遊具/馬に見立てて子供達がまたがって遊ぶ竹の棒」の意味。
- 竹馬(ちくば)は「2本の竹に、適当な高さに足掛かりを作ってこれに乗り、竹の上部を握って歩く遊具/馬に見立てて子供達がまたがって遊ぶ竹の棒/幼い頃のこと」の意味。
- 竹馬の類義語には、「旧友・幼馴染・知己・旧知」などがある。