結論から言ってしまうと、使役の正しい読み方は「しえき」になります。
使役の”役”は「やく」「えき」と読むことができますが、
使役は「しえき」と読むのが正しく、「しやく」と読むのは間違いです。
また使役(しえき)のように「使(し)」が用いられている言葉には、
「使用(しよう)・天使(てんし)・使徒(しと)・使命(しめい)」などがあります。
使役(しえき)のように「役(えき)」が用いられている言葉には、
「役務(えきむ)・就役(しゅうえき)・懲役(ちょうえき)・軍役(ぐんえき)」などがあります。
次の章で使役の意味について解説していきます。
使役は「人を使うこと。働かせること/他に動作・作用をさせる意を表す言い方のこと」の意味として用いられています。
使役を用いた例文としては、「彼は何人も使役している」や、
「それは使役動詞だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「人を使うこと。働かせること」の意味で、
後者の例文は「他に動作・作用をさせる意を表す言い方」の意味で使用しています。
また使役の類義語としては、「使用(しよう)・酷使(こくし)・労務(ろうむ)・登用(とうよう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても使役と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「使役の読み方と意味、”しえき”と”しやく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど