結論から言ってしまうと、饅頭の正しい読み方は「まんとう」「まんじゅう」の両方になります。
饅頭の”饅”は「まん」、”頭”は「あたま」「とう」「ず」「じゅう」と読むことができます。
一般的には饅頭は「まんじゅう」と読むことがほとんどです。
ただ饅頭は「まんとう」「まんじゅう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また饅頭(まんじゅう)のように「饅(まん)」が用いられている言葉は、
他には「豚饅(ぶたまん)・餡饅(あんまん)」しか見つけることができませんでした。
饅頭(まんじゅう)のように「頭(じゅう)」が用いられている言葉は、饅頭の他には見つけることができませんでした。
次の章で饅頭の意味について解説していきます。
饅頭(まんとう)は「小麦粉を練り、イーストで発酵させて、中身を入れずに丸形にして蒸したもの」の意味として用いられています。
饅頭(まんとう)は中国北部で主食とされていて、中身に肉や餡(あん)を入れたものは”包子(パオズ)”と呼ばれています。
饅頭を「まんとう」と読むと上記のような意味になりますが、「まんじゅう」と読むと「小麦粉・米粉・そば粉などで作った皮で餡を包んで蒸して作るお菓子」の意味となります。
このように饅頭は「まんとう」「まんじゅう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また饅頭の類義語としては、「白玉(しらたま)・餅(もち)・大福(だいふく)・団子(だんご)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても饅頭と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「饅頭の読み方と意味、”まんとう”と”まんじゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど