さて日常的に使われるもので「企図」という言葉があります。
この企図に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
企図がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは企図の読み方と意味、「きず」と「きと」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.企図の正しい読み方は「きず」「きと」?
では企図の正しい読み方は、「きず」「きと」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、企図の正しい読み方は「きと」になります。
企図の”図”は「はか(る)」「ず」「と」と読むことができますが、
企図は「きと」と読むのが正しく、「きず」と読むのは間違いです。
また企図(きと)のように「企(き)」が用いられている言葉には、
「企画(きかく)・企及(ききゅう)・企業(きぎょう)・大企業(だいきぎょう)」などがあります。
企図(きと)のように「図(と)」が用いられている言葉には、
「図南(となん)・意図(いと)・宏図(こうと)・雄図(ゆうと)」などがあります。
次の章で企図の意味と類義語について解説していきます。
2.企図の意味と類義語について
では企図の意味と類義語について見ていきましょう。
まず企図は「目的を果たすために計画すること。また、その計画のこと」の意味として用いられています。
企図を用いた例文としては、「それは無謀な企図だ」や、
「企図を放棄する」のような使い方で用いられています。
また企図の類義語としては、「設計(せっけい)・構想(こうそう)・立案(りつあん)・目論見(もくろみ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても企図と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「企図の読み方と意味、”きず”と”きと”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 企図の正しい読み方は「きと」で、「きず」は間違い。
- 企図は「目的を果たすために計画すること。また、その計画のこと」の意味。
- 企図の類義語には、「設計・構想・立案・目論見」などがある。