嘱望の読み方と意味、「ぞくぼう」と「しょくぼう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「嘱望」という言葉があります。

 

この嘱望に使用されている漢字(特に”嘱”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは嘱望の読み方と意味、「ぞくぼう」と「しょくぼう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.嘱望の正しい読み方は「ぞくぼう」「しょくぼう」?

 

では嘱望の正しい読み方は、「ぞくぼう」「しょくぼう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、嘱望の正しい読み方は「しょくぼう」になります

 

嘱望の”嘱”は「しょく」と読むことはできますが、「ぞく」と読むことはできないので、嘱望を「ぞくぼう」と読むのは間違いです。

 

 

嘱望の”嘱(しょく)”という字は、”属(ぞく)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また嘱望(しょくぼう)のように「嘱(しょく)」が用いられている言葉には、
「遺嘱(いしょく)・依嘱(いしょく)・委嘱(いしょく)・嘱託(しょくたく)」などがあります。

 

嘱望(しょくぼう)のように「望(ぼう)」が用いられている言葉には、
「切望(せつぼう)・志望(しぼう)・失望(しつぼう)・人望(じんぼう)」などがあります。

 

 

次の章で嘱望の意味と類義語について解説していきます。

 

2.嘱望の意味と類義語について

 

では嘱望の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず嘱望は「人の将来に望みをかけること。期待を寄せること」の意味として用いられています。

 

 

嘱望を用いた例文としては、「前途を嘱望された少年」や、
「皆に嘱望されている若者」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また嘱望の類義語としては、「期待(きたい)・希望(きぼう)・宿願(しゅくがん)・切望(せつぼう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても嘱望と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「嘱望の読み方と意味、”ぞくぼう”と”しょくぼう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ