このページでは精巣の読み方と意味、「せいす」と「せいそう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.精巣の正しい読み方は「せいす」「せいそう」?

 

結論から言ってしまうと、精巣の正しい読み方は「せいそう」になります

 

精巣の”巣”は「す」「そう」と読むことができますが、精巣は「せいそう」と読むのが正しく、「せいす」と読むのは間違いです。

 

 

 

また精巣(せいそう)のように「精(せい)」が用いられている言葉には、
「精鋭(せいえい)・精気(せいき)・精巧(せいこう)・精神(せいしん)」などがあります。

 

精巣(せいそう)のように「巣(そう)」が用いられている言葉には、
「卵巣(らんそう)・営巣(えいそう)・巣窟(そうくつ)・病巣(びょうそう)」などがあります。

 

 

次の章で精巣の意味について解説していきます。

 

2.精巣の意味について


※上は魚類の精巣(白子)の写真

 

精巣は「動物の精子を形成し、雄性(ゆうせい)ホルモンを分泌(ぶんぴつ)する器官のこと」の意味として用いられています。

 

ちなみに魚類の精巣は”白子(しらこ)”と呼ばれており、食用とされています。

 

 

 

また精巣の類義語としては、「卵巣(らんそう)・生殖腺(せいしょくせん)・睾丸(こうがん)・精嚢(せいのう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても精巣と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「精巣の読み方と意味、”せいす”と”せいそう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 精巣の正しい読み方は「せいそう」で、「せいす」は間違い。
  • 精巣は「動物の精子を形成し、雄性ホルモンを分泌する器官のこと」の意味。
  • 精巣の類義語には、「卵巣・生殖腺・睾丸・精嚢」などがある。

 

 

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