このページでは白羽の読み方と意味、「しらは」と「はくう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.白羽の正しい読み方は「しらは」「はくう」?

 

結論から言ってしまうと、白羽の正しい読み方は「しらは」になります

 

白羽の”白”は「しろ」「しら」「はく」、”羽”は「はね」「は」「う」と読むことができますが、白羽は「しらは」と読むのが正しく、「はくう」と読むのは間違いです

 

 

 

また白羽(しらは)のように「白(しら)」が用いられている言葉には、
「白子(しらこ)・白木(しらき)・白露(しらつゆ)・白滝(しらたき)」などがあります。

 

白羽(しらは)のように「羽(は)」が用いられている言葉には、
「羽織(はおり)・羽衣(はごろも)・羽目(はめ)・羽尺(はじゃく)」などがあります。

 

 

次の章で白羽の意味について解説していきます。

 

2.白羽の意味について

 

白羽は「鳥、特に鷲(わし)の白い羽のこと/矢羽(やばね)の白いもの」の意味として用いられています。

 

矢羽というのは、”矢に付ける鳥の羽のこと”を意味します。

 

 

 

白羽を用いた例文としては、「美しい白羽に覆われている」や、
「彼に白羽の矢が立った」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「鳥、特に鷲の白い羽のこと」の意味で使用されています。

 

”白羽の矢が立つ”というのはことわざで、「多くの人の中から選び出されること」を意味しており、これは「生贄を求める神が、その望む少女の家の屋根に人知れず白羽の矢を立てる」という伝説から来ています。

 

 

 

また白羽の類義語としては、「羽毛(うもう)・矢羽(やばね)・羽根(はね)・尾羽(おばね)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても白羽と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「白羽の読み方と意味、”しらは”と”はくう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 白羽の正しい読み方は「しらは」で、「はくう」は間違い。
  • 白羽は「鳥、特に鷲の白い羽のこと/矢羽の白いもの」の意味。
  • 白羽の類義語には、「羽毛・矢羽・羽根・尾羽」などがある。

 

 

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