さて日常的に使われるもので「行楽」という言葉があります。
この行楽に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
行楽がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは行楽の読み方と意味、「こうらく」と「ぎょうらく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.行楽の正しい読み方は「こうらく」「ぎょうらく」?
では行楽の正しい読み方は、「こうらく」「ぎょうらく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、行楽の正しい読み方は「こうらく」になります。
行楽の”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」と読むことができますが、
行楽は「こうらく」と読むのが正しく、「ぎょうらく」と読むのは間違いです。
また行楽(こうらく)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「移行(いこう)・行動(こうどう)・強行(きょうこう)・進行(しんこう)」などがあります。
行楽(こうらく)のように「楽(らく)」が用いられている言葉には、
「気楽(きらく)・宴楽(えんらく)・快楽(かいらく)・苦楽(くらく)」などがあります。
次の章で行楽の意味と類義語について解説していきます。
2.行楽の意味と類義語について
では行楽の意味と類義語について見ていきましょう。
まず行楽は「山や野原や観光地に出かけて遊び楽しむこと」の意味として用いられています。
行楽を用いた例文としては、「今日は絶好の行楽日和だ」や、
「休日の行楽地はとても賑わっている」のような使い方で用いられています。
また行楽の類義語としては、「探訪(たんぼう)・遊覧(ゆうらん)・遠足(えんそく)・観光(かんこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても行楽と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「行楽の読み方と意味、”こうらく”と”ぎょうらく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 行楽の正しい読み方は「こうらく」で、「ぎょうらく」は間違い。
- 行楽は「山や野原や観光地に出かけて遊び楽しむこと」の意味。
- 行楽の類義語には、「探訪・遊覧・遠足・観光」などがある。