さて日常的に使われるもので「居候」という言葉があります。
この居候に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
居候がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは居候の読み方と意味、「いそうろう」と「いこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.居候の正しい読み方は「いそうろう」「いこう」?
では居候の正しい読み方は、「いそうろう」「いこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、居候の正しい読み方は「いそうろう」になります。
居候の”候”は「そうろう」「こう」と読むことができますが、
居候は「いそうろう」と読むのが正しく、「いこう」と読むのは間違いです。
また居候(いそうろう)のように「居(い)」が用いられている言葉には、
「仲居(なかい)・居合(いあい)・立居(たちい)・芝居(しばい)」などがあります。
居候(いそうろう)のように「候(そうろう)」が用いられている言葉は、
居候の他には「候文(そうろうぶん)」しか見つけることができませんでした。
次の章で居候の意味と類義語について解説していきます。
2.居候の意味と類義語について
では居候の意味と類義語について見ていきましょう。
まず居候は「他人の家に無償で同居させてもらい、食べさせてもらうこと。また、その人のこと」の意味として用いられています。
居候を用いた例文としては、「居候が転がり込む」や、
「人の家に居候をする」のような使い方で用いられています。
また居候の類義語としては、「同棲(どうせい)・同居(どうきょ)・雑居(ざっきょ)・群居(ぐんきょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても居候と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「居候の読み方と意味、”いそうろう”と”いこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 居候の正しい読み方は「いそうろう」で、「いこう」は間違い。
- 居候は「他人の家に無償で同居させてもらい、食べさせてもらうこと。また、その人のこと」の意味。
- 居候の類義語には、「同棲・同居・雑居・群居」などがある。