履歴の読み方と意味、「ふくれき」と「りれき」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「履歴」という言葉があります。

 

この履歴に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
履歴がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは履歴の読み方と意味、「ふくれき」と「りれき」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.履歴の正しい読み方は「ふくれき」「りれき」?

 

では履歴の正しい読み方は、「ふくれき」「りれき」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、履歴の正しい読み方は「りれき」になります

 

履歴の”履”は「は(く)」「り」と読むことはできますが、「ふく」と読むことはできないので、履歴を「ふくれき」と読むのは間違いです。

 

 

履歴の”履(り)”という字は、”覆(ふく)”という字によく似ているため注意が必要です。

 

 

 

また履歴(りれき)のように「履(り)」が用いられている言葉には、
「履行(りこう)・履修(りしゅう)・弊履(へいり)・草履(ぞうり)」などがあります。

 

履歴(りれき)のように「歴(れき)」が用いられている言葉には、
「来歴(らいれき)・歴史(れきし)・遍歴(へんれき)・歴戦(れきせん)」などがあります。

 

 

次の章で履歴の意味と類義語について解説していきます。

 

2.履歴の意味と類義語について

 

では履歴の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず履歴は「現在までに経てきた学業・職業などのこと/コンピューターで、過去に行われた通信の送信先・送信日時などの記録のこと」の意味として用いられています。

 

 

履歴を用いた例文としては、「履歴書を郵送してください」や、
「スマホの履歴を調べる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「現在までに経てきた学業・職業などのこと」の意味で、後者の例文は「コンピューターで、過去に行われた通信の送信先・送信日時などの記録のこと」の意味で使用しています。

 

 

また履歴の類義語としては、「経歴(けいれき)・経験(けいけん)・記録(きろく)・歴史(れきし)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても履歴と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「履歴の読み方と意味、”ふくれき”と”りれき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ