結論から言ってしまうと、養蜂の正しい読み方は「ようほう」になります。
養蜂の”蜂”は「はち」「ほう」と読むことはできますが、「そう」と読むことはできないので、養蜂を「ようそう」と読むのは間違いです。
次の章で養蜂の意味について解説していきます。
養蜂は「蜂蜜(はちみつ)を採るためにミツバチを飼うこと」の意味として用いられています。
蜂蜜は、ミツバチが採集した花の蜜(みつ)を原料としたもので、ミツバチは蜂蜜を自分たちの食料・保存食として作っています。
基本的に蜂蜜を作ることができるのは日本国内ではミツバチだけで、アシナガバチやスズメバチなどは蜂蜜を作ることはできません。
※上は蜂蜜とハニーディッパー(道具)の写真
ミツバチは花の蜜を採集するときに体内にある「蜜胃(みつい)」と呼ばれる器官に蓄えて、
そこから巣に持ち帰り、花の蜜を巣に戻すときにミツバチの唾液と混ざることで花の蜜の成分が分解されます。
その後にミツバチが羽を動かし続けるなどして花の蜜に風を送り、水分を蒸発させる(花の蜜の水分量は60~80%ほどで、蜂蜜の水分量は20%ほど)ことで蜂蜜が完成します。
またミツバチは「ハチ目ミツバチ科ミツバチ属に分類される昆虫の総称」を指し、養蜂に使用されるミツバチの種類は主に”セイヨウミツバチ”が用いられます。
以上が「養蜂の読み方と意味、”ようほう”と”ようそう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど