さて日常的に使われるもので「訪日」という言葉があります。
この訪日に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
訪日がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは訪日の読み方と意味、「ほうにち」と「ほうじつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.訪日の正しい読み方は「ほうにち」「ほうじつ」?
では訪日の正しい読み方は、「ほうにち」「ほうじつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、訪日の正しい読み方は「ほうにち」になります。
訪日の”訪”は「おとず(れる)」「ほう」、”日”は「ひ」「にち」「じつ」と読むことができますが、訪日は「ほうにち」と読むのが正しく、「ほうじつ」と読むのは間違いです。
また訪日(ほうにち)のように「訪(ほう)」が用いられている言葉には、
「訪問(ほうもん)・往訪(おうほう)・来訪(らいほう)・歴訪(れきほう)」などがあります。
訪日(ほうにち)のように「日(にち)」が用いられている言葉には、
「社日(しゃにち)・親日(しんにち)・縁日(えんにち)・日夜(にちや)」などがあります。
次の章で訪日の意味と類義語について解説していきます。
2.訪日の意味と類義語について
では訪日の意味と類義語について見ていきましょう。
まず訪日は「外国人が日本を訪れること」の意味として用いられています。
訪日を用いた例文としては、「訪日外国人が増えている」や、
「大統領が訪日した」のような使い方で用いられています。
また訪日の類義語としては、「渡来(とらい)・招来(しょうらい)・来訪(らいほう)・歴訪(れきほう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても訪日と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「訪日の読み方と意味、”ほうにち”と”ほうじつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 訪日の正しい読み方は「ほうにち」で、「ほうじつ」は間違い。
- 訪日は「外国人が日本を訪れること」の意味。
- 訪日の類義語には、「渡来・招来・来訪・歴訪」などがある。