要綱の読み方と意味、「ようこう」と「ようもう」正しいのは？

このページでは要綱の読み方と意味、「ようこう」と「ようもう」どちらが正しいのかを解説しています。

１．要綱の正しい読み方は「ようこう」「ようもう」？

結論から言ってしまうと、要綱の正しい読み方は「ようこう」になります。

要綱の”綱”は「つな」「こう」と読むことはできますが、「もう」と読むことはできないので、要綱を「ようもう」と読むのは間違いです。

要綱の”綱（つな・こう）”という字は、”網（あみ・もう）”という字によく似ているため注意が必要です。

また要綱（ようこう）のように「要（よう）」が用いられている言葉には、
「重要（じゅうよう）・主要（しゅよう）・要人（ようじん）・不要（ふよう）」などがあります。

要綱（ようこう）のように「綱（こう）」が用いられている言葉には、
「大綱（たいこう）・綱目（こうもく）・政綱（せいこう）・綱領（こうりょう）」などがあります。

次の章で要綱の意味について解説していきます。

要綱は「物事の根本となる重要な事柄のこと。また、その重要な事柄をまとめたもの」の意味として用いられています。

要綱を用いた例文としては、「要綱を定める」や、
「要綱に基づく対処」のような使い方で用いられています。

また要綱の類義語としては、「要項（ようこう）・要領（ようりょう）・綱領（こうりょう）・綱目（こうもく）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても要綱と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「要綱の読み方と意味、”ようこう”と”ようもう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、