さて日常的に使われるもので「履修」という言葉があります。
この履修に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
履修がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは履修の読み方と意味、「ふくしゅう」と「りしゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.履修の正しい読み方は「ふくしゅう」「りしゅう」?
では履修の正しい読み方は、「ふくしゅう」「りしゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、履修の正しい読み方は「りしゅう」になります。
履修の”履”は「は(く)」「り」と読むことはできますが、「ふく」と読むことはできないので、履修を「ふくしゅう」と読むのは間違いです。
また履修(りしゅう)のように「履(り)」が用いられている言葉には、
「履歴(りれき)・履行(りこう)・草履(ぞうり)・弊履(へいり)」などがあります。
履修(りしゅう)のように「修(しゅう)」が用いられている言葉には、
「必修(ひっしゅう)・研修(けんしゅう)・修正(しゅうせい)・改修(かいしゅう)」などがあります。
次の章で履修の意味と類義語について解説していきます。
2.履修の意味と類義語について
では履修の意味と類義語について見ていきましょう。
まず履修は「定められた学科・課程などを学習し、修得すること」の意味として用いられています。
履修を用いた例文としては、「規定の課程を履修する」や、
「学科の履修単位」のような使い方で用いられています。
また履修の類義語としては、「修業(しゅうぎょう)・修得(しゅうとく)・必修(ひっしゅう)・会得(えとく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても履修と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「履修の読み方と意味、”ふくしゅう”と”りしゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 履修の正しい読み方は「りしゅう」で、「ふくしゅう」は間違い。
- 履修は「定められた学科・課程などを学習し、修得すること」の意味。
- 履修の類義語には、「修業・修得・必修・会得」などがある。