このページでは六花の読み方と意味、「りっか」と「ろっか」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.六花の正しい読み方は「りっか」「ろっか」?

 

結論から言ってしまうと、六花の正しい読み方は「りっか」「ろっか」「りくか」になります

 

六花の”六”は「ろく」「りく」、”花”は「はな」「か」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には六花は「りっか」と読むことが多いです。

 

 

 

また六花の”六”の読み方は「ろく」「りく」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ろっ」「りっ」という読み方をすることはできません。

 

六花のように「ろくか」「りくか」ではなく、「ろっか」「りっか」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです

 

 

促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。

 

六花であれば、六(ろく・りく)+花(か)なので、花(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します。

 

 

 

例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。

 

もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。

 

 

次の章で六花の意味について解説していきます。

 

2.六花の意味について

 

六花は「雪の別名のこと」の意味として用いられています。

 

雪の結晶が六角形で、六弁の花のように見えることから、雪は別名で”六花”と呼ばれています。

 

 

 

また六花の類義語としては、「霜(しも)・霰(あられ)・霙(みぞれ)・雹(ひょう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても六花と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「六花の読み方と意味、”りっか”と”ろっか”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 六花の正しい読み方は「りっか」「ろっか」「りくか」のすべて。
  • 六花は「雪の別名のこと」の意味。
  • 六花の類義語には、「霜・霰・霙・雹」などがある。

 

 

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