さて日常的に使われるもので「余興」という言葉があります。
この余興に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
余興がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは余興の読み方と意味、「よきょう」と「よこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.余興の正しい読み方は「よきょう」「よこう」?
では余興の正しい読み方は、「よきょう」「よこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、余興の正しい読み方は「よきょう」になります。
余興の”余”は「あま(る)」「よ」、”興”は「おこ(る)」「きょう」「こう」と読むことができますが、余興は「よきょう」と読むのが正しく、「よこう」と読むのは間違いです。
また余興(よきょう)のように「余(よ)」が用いられている言葉には、
「有余(ゆうよ)・余罪(よざい)・余暇(よか)・余剰(よじょう)」などがあります。
余興(よきょう)のように「興(きょう)」が用いられている言葉には、
「興味(きょうみ)・一興(いっきょう)・即興(そっきょう)・座興(ざきょう)」などがあります。
次の章で余興の意味と類義語について解説していきます。
2.余興の意味と類義語について
では余興の意味と類義語について見ていきましょう。
まず余興は「宴会・行事などで、面白味(おもしろみ)を添えるためにする演芸や隠し芸のこと」の意味として用いられています。
余興を用いた例文としては、「余興でビンゴ大会がある」や、
「余興で結婚式を盛り上げた」のような使い方で用いられています。
また余興の類義語としては、「座興(ざきょう)・遊技(ゆうぎ)・娯楽(ごらく)・芸能(げいのう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても余興と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「余興の読み方と意味、”よきょう”と”よこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 余興の正しい読み方は「よきょう」で、「よこう」は間違い。
- 余興は「宴会・行事などで、面白味を添えるためにする演芸や隠し芸のこと」の意味。
- 余興の類義語には、「座興・遊技・娯楽・芸能」などがある。