さて日常的に使われるもので「乱高下」という言葉があります。
この乱高下に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
乱高下がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは乱高下の読み方と意味、「らんこうか」と「らんこうげ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.乱高下の正しい読み方は「らんこうか」「らんこうげ」?
では乱高下の正しい読み方は、「らんこうか」「らんこうげ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、乱高下の正しい読み方は「らんこうげ」になります。
乱高下の”下”は「した」「か」「げ」と読むことができますが、
乱高下は「らんこうげ」と読むのが正しく、「らんこうか」と読むのは間違いです。
また乱高下(らんこうげ)のように「下(げ)」が用いられている言葉には、
「下落(げらく)・下界(げかい)・下戸(げこ)・下宿(げしゅく)」などがあります。
次の章で乱高下の意味と類義語について解説していきます。
2.乱高下の意味と類義語について
では乱高下の意味と類義語について見ていきましょう。
まず乱高下は「価格が短期間のうちに急激に上がったり、下がったりすること」の意味として用いられています。
乱高下を用いた例文としては、「株価が乱高下している」や、
「価格の乱高下が起きた」のような使い方で用いられています。
また乱高下の類義語としては、「乱調子(らんちょうし)・起伏(きふく)・激動(げきどう)・狂乱(きょうらん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても乱高下と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「乱高下の読み方と意味、”らんこうか”と”らんこうげ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 乱高下の正しい読み方は「らんこうげ」で、「らんこうか」は間違い。
- 乱高下は「価格が短期間のうちに急激に上がったり、下がったりすること」の意味。
- 乱高下の類義語には、「乱調子・起伏・激動・狂乱」などがある。