結論から言ってしまうと、高値の正しい読み方は「たかね」になります。
高値の”高”は「たか(い)」「こう」、”値”は「ね」「ち」と読むことができますが、高値は「たかね」と読むのが正しく、「こうち」と読むのは間違いです。
また高値(たかね)のように「高(たか)」が用いられている言葉には、
「高潮(たかしお)・高枕(たかまくら)・高嶺(たかね)・高鼾(たかいびき)」などがあります。
高値(たかね)のように「値(ね)」が用いられている言葉には、
「値段(ねだん)・指値(さしね)・元値(もとね)・建値(たてね)」などがあります。
次の章で高値の意味と類義語について解説していきます。
高値は「値段の高いこと。また、その値段のこと/株取引で、その日またはある期間の最も高い値のこと」の意味として用いられています。
高値を用いた例文としては、「高値で売られている」や、
「株価が今までにない高値を記録した」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「値段の高いこと」の意味で、
後者の例文は「株取引で、その日またはある期間の最も高い値のこと」の意味で使用しています。
また高値の類義語としては、「高騰(こうとう)・高価(こうか)・大枚(たいまい)・急騰(きゅうとう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても高値と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「高値の読み方と意味、”たかね”と”こうち”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>