このページでは矢面の読み方と意味、「やおもて」と「やめん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.矢面の正しい読み方は「やおもて」「やめん」?

 

結論から言ってしまうと、矢面の正しい読み方は「やおもて」になります

 

矢面の”面”は「おもて」「めん」と読むことができますが、
矢面は「やおもて」と読むのが正しく、「やめん」と読むのは間違いです

 

 

 

また矢面(やおもて)のように「矢(や)」が用いられている言葉には、
「矢板(やいた)・矢柄(やがら)・矢倉(やぐら)・矢先(やさき)」などがあります。

 

矢面(やおもて)のように「面(おもて)」が用いられている言葉には、
「日面(ひおもて)・細面(ほそおもて)・北面(きたおもて)・両面(ふたおもて)」などがあります。

 

 

次の章で矢面の意味について解説していきます。

 

2.矢面の意味について

 

矢面は「矢の飛んでくる正面のこと/質問・非難などをまともに受ける立場のこと」の意味として用いられています。

 

 

矢面を用いた例文としては、「主君の矢面で構える」や、
「批判の矢面に立つ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「矢の飛んでくる正面のこと」の意味で、
後者の例文は「質問・非難などをまともに受ける立場のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また矢面の類義語としては、「先陣(せんじん)・先頭(せんとう)・正面(しょうめん)・目前(もくぜん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても矢面と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「矢面の読み方と意味、”やおもて”と”やめん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 矢面の正しい読み方は「やおもて」で、「やめん」は間違い。
  • 矢面は「矢の飛んでくる正面のこと/質問・非難などをまともに受ける立場のこと」の意味。
  • 矢面の類義語には、「先陣・先頭・正面・目前」などがある。

 

 

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