最早の読み方と意味、「さいそう」と「さいはや」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「最早」という言葉があります。

 

この最早に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
最早がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは最早の読み方と意味、「さいそう」と「さいはや」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.最早の正しい読み方は「さいそう」「さいはや」?

 

では最早の正しい読み方は、「さいそう」「さいはや」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、最早の正しい読み方は「もはや」になります

 

最早の”最”は「もっと(も)」「も」「さい」、”早”は「はや(い)」「そう」と読むことができますが、最早は「もはや」と読むのが正しく、「さいそう」「さいはや」と読むのは間違いです

 

 

 

また最早(もはや)のように「最(も)」が用いられている言葉は、
他には「最中(もなか)・最寄り(もより)」しか見つけることができませんでした。

 

最早(もはや)のように「早(はや)」が用いられている言葉には、
「早瀬(はやせ)・早耳(はやみみ)・早足(はやあし)・早業(はやわざ)」などがあります。

 

 

次の章で最早の意味と類義語について解説していきます。

 

2.最早の意味と類義語について

 

では最早の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず最早は「今となっては/早くも。すでに」の意味として用いられています。

 

 

最早を用いた例文としては、「最早、手遅れだ」や、
「あの出来事から最早3年が経った」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「今となっては」の意味で、
後者の例文は「早くも。すでに」の意味で使用しています。

 

 

 

また最早の類義語としては、「手遅れ(ておくれ)・遅刻(ちこく)・遅延(ちえん)・後手(ごて)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても最早と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「最早の読み方と意味、”さいそう”と”さいはや”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ