山路の読み方と意味、「やまじ」と「さんろ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「山路」という言葉があります。

 

この山路に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
山路がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは山路の読み方と意味、「やまじ」と「さんろ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.山路の正しい読み方は「やまじ」「さんろ」?

 

では山路の正しい読み方は、「やまじ」「さんろ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、山路の正しい読み方は「やまじ」「さんろ」の両方になります

 

山路の”山”は「やま」「さん」、”路”は「じ」「ろ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には山路は「やまじ」と読むことが多いです。

 

ただ山路は「やまじ」「さんろ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また山路(やまじ)のように「路(じ)」が用いられている言葉には、
「家路(いえじ)・旅路(たびじ)・恋路(こいじ)・波路(なみじ)」などがあります。

 

山路(さんろ)のように「路(ろ)」が用いられている言葉には、
「経路(けいろ)・岐路(きろ)・航路(こうろ)・進路(しんろ)」などがあります。

 

 

次の章で山路の意味と類義語について解説していきます。

 

2.山路の意味と類義語について

 

では山路の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず山路(やまじ)は「山の中の道のこと」の意味として用いられています。

 

 

山路を「やまじ」と読むと上記のような意味になりますが、「さんろ」と読むと上記の他に、「伝説で、花人親王(後の用明天皇)が草刈り童に身をやつしていたときに用いた名」の意味も含まれます

 

このように山路は「やまじ」「さんろ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

山路を用いた例文としては、「山路をたどる」や、
「険しい山路を行く」のような使い方で用いられています。

 

一般的に山路は「山の中の道のこと」の意味で使用されることがほとんどで、
どちらの例文も「山の中の道のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また山路の類義語としては、「林道(りんどう)・山道(やまみち)・野路(のじ)・山途(さんと)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても山路と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「山路の読み方と意味、”やまじ”と”さんろ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 山路の正しい読み方は「やまじ」「さんろ」の両方。
  • 山路(やまじ)は「山の中の道のこと」の意味。
  • 山路(さんろ)は「山の中の道のこと/伝説で、花人親王(後の用明天皇)が草刈り童に身をやつしていたときに用いた名のこと」の意味。
  • 山路の類義語には、「林道・山道・野路・山途」などがある。

 

 

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