このページでは安値の読み方と意味、「やすね」と「あんち」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.安値の正しい読み方は「やすね」「あんち」?

 

結論から言ってしまうと、安値の正しい読み方は「やすね」になります

 

安値の”安”は「やす(い)」「あん」、”値”は「ね」「ち」と読むことができますが、安値は「やすね」と読むのが正しく、「あんち」と読むのは間違いです。

 

 

「あんち」というのは、”安置”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また安値(やすね)のように「安(やす)」が用いられている言葉には、
「安物(やすもの)・目安(めやす)・割安(わりやす)・子安貝(こやすがい)」などがあります。

 

安値(やすね)のように「値(ね)」が用いられている言葉には、
「建値(たてね)・指値(さしね)・元値(もとね)・値段(ねだん)」などがあります。

 

 

次の章で安値の意味と類義語について解説していきます。

 

2.安値の意味と類義語について

 

安値は「値段の安いこと。また、その値段のこと/株取引で、その日またはある期間の最も安い値のこと」の意味として用いられています。

 

 

安値を用いた例文としては、「安値で売られている」や、
「株価が今までにない安値を記録した」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「値段の安いこと」の意味で、後者の例文は「株取引で、その日またはある期間の最も安い値のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また安値の類義語としては、「安価(あんか)・格安(かくやす)・底値(そこね)・特価(とっか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても安値と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「安値の読み方と意味、”やすね”と”あんち”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 安値の正しい読み方は「やすね」で、「あんち」は間違い。
  • 安値は「値段の安いこと。また、その値段のこと/株取引で、その日またはある期間の最も安い値のこと」の意味。
  • 安値の類義語には、「安価・格安・底値・特価」などがある。

 

 

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