さて日常的に使われるもので「喧しい」という言葉があります。

 

この喧しいに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは喧しいの読み方と意味、「やかましい」と「けんしい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.喧しいの正しい読み方は「やかましい」「けんしい」?

 

では喧しいの正しい読み方は、「やかましい」「けんしい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、喧しいの正しい読み方は「やかましい」「かまびすしい」になります

 

喧しいの”喧”は「やかま(しい)」「かまびす(しい)」「けん」と読むことができますが、喧しいは「やかましい」「かまびすしい」と読むのが正しく、「けんしい」と読むのは間違いです。

 

 

 

一般的には喧しいは「やかましい」と読むことがほとんどです。

 

ただ喧しいは「やかましい」「かまびすしい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で喧しいの意味と類義語について解説していきます。

 

2.喧しいの意味と類義語について

 

では喧しいの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず喧しい(やかましい)は「騒がしいこと/面倒であること/厳しいこと/好みが難しいこと/世間でうるさく言われている」の意味として用いられています。

 

 

喧しいを「やかましい」と読むと上記のような意味になりますが、
「かまびすしい」と読むと「騒がしいこと」の意味のみとなります

 

このように喧しいは「やかましい」「かまびすしい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

喧しいを用いた例文としては、「外が何やら喧しい」や、
「彼は食べ物に喧しい(やかましい)」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「騒がしいこと」の意味で、
後者の例文は「好みが難しいこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また喧しいの類義語としては、「喧騒(けんそう)・騒動(そうどう)・雑音(ざつおん)・辛辣(しんらつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても喧しいと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「喧しいの読み方と意味、”やかましい”と”けんしい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 喧しいの正しい読み方は「やかましい」「かまびすしい」の両方で、「けんしい」は間違い。
  • 喧しい(やかましい)は「騒がしいこと/面倒であること/厳しいこと/好みが難しいこと/世間でうるさく言われている」の意味。
  • 喧しい(かまびすしい)は「騒がしいこと」の意味。
  • 喧しいの類義語には、「喧騒・騒動・雑音・辛辣」などがある。

 

 

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