結論から言ってしまうと、喧しいの正しい読み方は「やかましい」「かまびすしい」になります。
喧しいの”喧”は「やかま(しい)」「かまびす(しい)」「けん」と読むことができますが、喧しいは「やかましい」「かまびすしい」と読むのが正しく、「けんしい」と読むのは間違いです。
一般的には喧しいは「やかましい」と読むことがほとんどです。
ただ喧しいは「やかましい」「かまびすしい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で喧しいの意味について解説していきます。
喧しい(やかましい)は「騒がしいこと/面倒であること/厳しいこと/好みが難しいこと/世間でうるさく言われている」の意味として用いられています。
喧しいを「やかましい」と読むと上記のような意味になりますが、
「かまびすしい」と読むと「騒がしいこと」の意味のみとなります。
このように喧しいは「やかましい」「かまびすしい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
喧しいを用いた例文としては、「外が何やら喧しい」や、
「彼は食べ物に喧しい(やかましい)」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「騒がしいこと」の意味で、
後者の例文は「好みが難しいこと」の意味で使用しています。
以上が「喧しいの読み方と意味、”やかましい”と”けんしい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど