さて日常的に使われるもので「催す」という言葉があります。
この催すに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
催すがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは催すの読み方と意味、「さいす」と「もよおす」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.催すの正しい読み方は「さいす」「もよおす」?
では催すの正しい読み方は、「さいす」「もよおす」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、催すの正しい読み方は「もよおす」になります。
催すの”催”は「もよお(す)」「さい」と読むことはできますが、
催すは「もよおす」と読むのが正しく、「さいす」と読むのは間違いです。
次の章で催すの意味と類義語について解説していきます。
2.催すの意味と類義語について
では催すの意味と類義語について見ていきましょう。
まず催すは「ある気分・状態を起こすこと/行事などを計画して行うこと」の意味として用いられています。
催すを用いた例文としては、「吐き気を催す」や、
「展覧会を催す」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ある気分・状態を起こすこと」の意味で、
後者の例文は「行事などを計画して行うこと」の意味で使用しています。
また催すの類義語としては、「奔出(ほんしゅつ)・所感(しょかん)・開催(かいさい)・執行(しっこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても催すと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「催すの読み方と意味、”さいす”と”もよおす”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 催すの正しい読み方は「もよおす」で、「さいす」は間違い。
- 催すは「ある気分・状態を起こすこと/行事などを計画して行うこと」の意味。
- 催すの類義語には、「奔出・所感・開催・執行」などがある。