さて日常的に使われるもので「麦秋」という言葉があります。
この麦秋に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
麦秋がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは麦秋の読み方と意味、「ばくしゅう」と「むぎあき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.麦秋の正しい読み方は「ばくしゅう」「むぎあき」?
では麦秋の正しい読み方は、「ばくしゅう」「むぎあき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、麦秋の正しい読み方は「ばくしゅう」「むぎあき」の両方になります。
麦秋の”麦”は「むぎ」「ばく」、”秋”は「あき」「しゅう」と読むことができます。
ただ一般的には麦秋は「ばくしゅう」と読むことがほとんどです。
また麦秋(ばくしゅう)のように「麦(ばく)」が用いられている言葉には、
「麦芽(ばくが)・燕麦(えんばく)・麦門冬(ばくもんどう)・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」などがあります。
麦秋(ばくしゅう)のように「秋(しゅう)」が用いられている言葉には、
「仲秋(ちゅうしゅう)・秋水(しゅうすい)・秋季(しゅうき)・秋扇(しゅうせん)」などがあります。
次の章で麦秋の意味と類義語について解説していきます。
2.麦秋の意味と類義語について
では麦秋の意味と類義語について見ていきましょう。
まず麦秋は「麦を収穫する時期のことで、初夏(5月初旬~6月初旬あたり)のこと」の意味として用いられています。
秋は果物や野菜など多くの食べ物が実りを迎えることから、”収穫の秋”という言葉が作られ、”麦にとっての収穫の秋”という意味から麦秋と名付けられました。
また麦秋の類義語としては、「初夏(しょか)・夏季(かき)・夏場(なつば)・夏至(げし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても麦秋と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「麦秋の読み方と意味、”ばくしゅう”と”むぎあき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 麦秋の正しい読み方は「ばくしゅう」「むぎあき」の両方。
- 麦秋は「麦を収穫する時期のことで、初夏(5月初旬~6月初旬あたり)のこと」の意味。
- 麦秋の類義語には、「初夏・夏季・夏場・夏至」などがある。