さて日常的に使われるもので「纏める」という言葉があります。
この纏めるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは纏めるの読み方と意味、「まとめる」と「ちぢめる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.纏めるの正しい読み方は「まとめる」「ちぢめる」?
では纏めるの正しい読み方は、「まとめる」「ちぢめる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、纏めるの正しい読み方は「まとめる」になります。
纏めるの”纏”は「まと(める)」「てん」と読むことはできますが、
「ちぢ(める)」と読むことはできないので、纏めるを「ちぢめる」と読むのは間違いです。
「ちぢめる」というのは、”縮める”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で纏めるの意味と類義語について解説していきます。
2.纏めるの意味と類義語について
では纏めるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず纏めるは「ばらばらの物を集めて一つにすること/整理したり、折り合いをつけたりして、望ましい形に落ち着かせること」の意味として用いられています。
纏めるを用いた例文としては、「荷物を纏める」や、
「商談を纏める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ばらばらの物を集めて一つにすること」の意味で、
後者の例文は「整理したり、折り合いをつけたりして、望ましい形に落ち着かせること」の意味で使用しています。
また纏めるの類義語としては、「包括(ほうかつ)・統一(とういつ)・統括(とうかつ)・集約(しゅうやく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても纏めると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「纏めるの読み方と意味、”まとめる”と”ちぢめる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 纏めるの正しい読み方は「まとめる」で、「ちぢめる」は間違い。
- 纏めるは「ばらばらの物を集めて一つにすること/整理したり、折り合いをつけたりして、望ましい形に落ち着かせること」の意味。
- 纏めるの類義語には、「包括・統一・統括・集約」などがある。