結論から言ってしまうと、矛盾の正しい読み方は「むじゅん」になります。
矛盾の”矛”は「ほこ」「む」、”盾”は「たて」「じゅん」と読むことができますが、矛盾は「むじゅん」と読むのが正しく、「ほこたて」と読むのは間違いです。
次の章で矛盾の意味について解説していきます。
矛盾は「矛(ほこ)と盾(たて)のこと/つじつまが合わないこと」の意味として用いられています。
昔、矛と盾を売る者がいて、その者が「この矛はどんな盾をも貫き、この盾はどんな矛をも通さない」と言ったところ、それを聞いた人が「その矛でその盾を突いてみよ」と言われて困ったという話から、”話のつじつまが合わないこと”を矛盾と言うようになりました。
矛盾を用いた例文としては、「矛盾だらけの理論」や、
「事実と矛盾している」のような使い方で用いられています。
一般的に矛盾は後者の意味で使用されることがほとんどで、
どちらの例文も「つじつまが合わないこと」の意味で使用しています。
以上が「矛盾の読み方と意味、”ほこたて”と”むじゅん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど