矛盾の読み方と意味、「ほこたて」と「むじゅん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「矛盾」という言葉があります。

 

この矛盾に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
矛盾がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは矛盾の読み方と意味、「ほこたて」と「むじゅん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.矛盾の正しい読み方は「ほこたて」「むじゅん」?

 

では矛盾の正しい読み方は、「ほこたて」「むじゅん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、矛盾の正しい読み方は「むじゅん」になります

 

矛盾の”矛”は「ほこ」「む」、”盾”は「たて」「じゅん」と読むことができますが、矛盾は「むじゅん」と読むのが正しく、「ほこたて」と読むのは間違いです

 

 

また矛盾(むじゅん)のように「矛(む)」「盾(じゅん)」が用いられている言葉は、それぞれ矛盾の他には見つけることができませんでした。

 

 

次の章で矛盾の意味と類義語について解説していきます。

 

2.矛盾の意味と類義語について

 

では矛盾の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず矛盾は「矛(ほこ)と盾(たて)のこと/つじつまが合わないこと」の意味として用いられています。

 

昔、矛と盾を売る者がいて、その者が「この矛はどんな盾をも貫き、この盾はどんな矛をも通さない」と言ったところ、それを聞いた人が「その矛でその盾を突いてみよ」と言われて困ったという話から、”話のつじつまが合わないこと”を矛盾と言うようになりました。

 

 

 

矛盾を用いた例文としては、「矛盾だらけの理論」や、
「事実と矛盾している」のような使い方で用いられています。

 

一般的に矛盾は後者の意味で使用されることがほとんどで、
どちらの例文も「つじつまが合わないこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また矛盾の類義語としては、「撞着(どうちゃく)・葛藤(かっとう)・乖離(かいり)・背離(はいり)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても矛盾と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「矛盾の読み方と意味、”ほこたて”と”むじゅん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ