さて日常的に使われるもので「専ら」という言葉があります。
この専らに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
専らがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは専らの読み方と意味、「せんら」と「もっぱら」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.専らの正しい読み方は「せんら」「もっぱら」?
では専らの正しい読み方は、「せんら」「もっぱら」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、専らの正しい読み方は「もっぱら」になります。
専らの”専”は「もっぱ(ら)」「せん」と読むことができますが、
専らは「もっぱら」と読むのが正しく、「せんら」と読むのは間違いです。
次の章で専らの意味と類義語について解説していきます。
2.専らの意味と類義語について
では専らの意味と類義語について見ていきましょう。
まず専らは「そのことだけに集中するさま」の意味として用いられています。
専らを用いた例文としては、「彼は専ら研究している」や、
「休みの日は専ら読書をしている」のような使い方で用いられています。
また専らの類義語としては、「主力(しゅりょく)・主部(しゅぶ)・中心(ちゅうしん)・主流(しゅりゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても専らと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「専らの読み方と意味、”せんら”と”もっぱら”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 専らの正しい読み方は「もっぱら」で、「せんら」は間違い。
- 専らは「そのことだけに集中するさま」の意味。
- 専らの類義語には、「主力・主部・中心・主流」などがある。