結論から言ってしまうと、賄うの正しい読み方は「まかなう」になります。
賄うの”賄”は「まかな(う)」「わい」と読むことはできますが、
「あがな(う)」と読むことはできないので、賄うを「あがなう」と読むのは間違いです。
「あがなう」というのは、”購う・贖う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で賄うの意味と類義語について解説していきます。
賄うは「限られた範囲内で処理すること/食事などを調(ととの)えて出すこと」の意味として用いられています。
賄うを用いた例文としては、「1万円で何とか賄う」や、
「3人分の昼食を賄う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「限られた範囲内で処理すること」の意味で、
後者の例文は「食事などを調えて出すこと」の意味で使用しています。
また賄うの類義語としては、「対処(たいしょ)・善処(ぜんしょ)・収拾(しゅうしゅう)・対応(たいおう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても賄うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「賄うの読み方と意味、”まかなう”と”あがなう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>