さて日常的に使われるもので「蝶番」という言葉があります。
この蝶番に使用されている漢字(特に”蝶”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは蝶番の読み方と意味、「ちょうばん」と「ちょうつがい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.蝶番の正しい読み方は「ちょうばん」「ちょうつがい」?
では蝶番の正しい読み方は、「ちょうばん」「ちょうつがい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、蝶番の正しい読み方は「ちょうばん」「ちょうつがい」の両方になります。
蝶番の”蝶”は「ちょう」、”番”は「ばん」「つが(い)」と読むことができます。
ただ一般的には蝶番は「ちょうつがい」と読むことがほとんどです。
また蝶番(ちょうつがい)のように「蝶(ちょう)」が用いられている言葉には、
「胡蝶(こちょう)・蜆蝶(しじみちょう)・雌蝶(めちょう)・蝶鮫(ちょうざめ)」などがあります。
蝶番(ちょうつがい)のように「番(つがい)」が用いられている言葉は、蝶番の他には見つけることができませんでした。
次の章で蝶番の意味と類義語について解説していきます。
2.蝶番の意味と類義語について
では蝶番の意味と類義語について見ていきましょう。
まず蝶番は「開き戸・蓋(ふた)などを支え、自由に開閉できるように取り付ける金具。ヒンジのこと/体の関節のこと」の意味として用いられています。
蝶番を用いた例文としては、「家具用の蝶番を用いる」や、
「蝶番を付けて開閉できるようにする」のような使い方で用いられています。
一般的に蝶番は前者の意味で使用されることがほとんどで、
どちらの例文も「開き戸・蓋などを支え、自由に開閉できるように取り付ける金具のこと」の意味で使用しています。
また蝶番の類義語としては、「留め具(とめぐ)・金具(かなぐ)・スナップ・アイゼン」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても蝶番と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「蝶番の読み方と意味、”ちょうばん”と”ちょうつがい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 蝶番の正しい読み方は「ちょうばん」「ちょうつがい」の両方。
- 蝶番は「開き戸・蓋などを支え、自由に開閉できるように取り付ける金具。ヒンジのこと/体の関節のこと」の意味。
- 蝶番の類義語には、「留め具・金具・スナップ・アイゼン」などがある。