結論から言ってしまうと、松風の正しい読み方は「まつかぜ」「しょうふう」の両方になります。
松風の”松”は「まつ」「しょう」、”風”は「かぜ」「ふう」と読むことができます。
一般的には松風は「まつかぜ」と読むことが多いです。
ただ松風は「まつかぜ」「しょうふう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
次の章で松風の意味について解説していきます。
松風(まつかぜ)は「松の木に吹く風のこと/茶の湯で、茶釜の湯の煮え立つ音のこと」の意味として用いられています。
松風を「まつかぜ」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょうふう」と読むと「松の木に吹く風」の意味のみとなります。
このように松風は「まつかぜ」「しょうふう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
松風を用いた例文としては、「海辺で松風を聞く」や、
「茶室で聞く松風(まつかぜ)」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「松の木に吹く風」の意味で、
後者の例文は「茶の湯で、茶釜の湯の煮え立つ音」の意味で使用しています。
以上が「松風の読み方と意味、”まつかぜ”と”しょうふう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど