さて日常的に使われるもので「閉塞」という言葉があります。
この閉塞に使用されている漢字(特に”塞”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは閉塞の読み方と意味、「へいかん」と「へいそく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.閉塞の正しい読み方は「へいかん」「へいそく」?
では閉塞の正しい読み方は、「へいかん」「へいそく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、閉塞の正しい読み方は「へいそく」になります。
閉塞の”塞”は「ふさ(ぐ)」「そく」と読むことはできますが、
「かん」と読むことはできないので、閉塞を「へいかん」と読むのは間違いです。
また閉塞(へいそく)のように「閉(へい)」が用いられている言葉には、
「閉館(へいかん)・開閉(かいへい)・閉鎖(へいさ)・幽閉(ゆうへい)」などがあります。
閉塞(へいそく)のように「塞(そく)」が用いられている言葉には、
「栓塞(せんそく)・阻塞(そそく)・梗塞(こうそく)・塞源(そくげん)」などがあります。
次の章で閉塞の意味と類義語について解説していきます。
2.閉塞の意味と類義語について
では閉塞の意味と類義語について見ていきましょう。
まず閉塞は「閉じて塞(ふさ)ぐこと」の意味として用いられています。
閉塞を用いた例文としては、「閉塞状態を確認する」や、
「開口部を閉塞する」のような使い方で用いられています。
また閉塞の類義語としては、「封鎖(ふうさ)・閉鎖(へいさ)・梗塞(こうそく)・幽閉(ゆうへい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても閉塞と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「閉塞の読み方と意味、”へいかん”と”へいそく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 閉塞の正しい読み方は「へいそく」で、「へいかん」は間違い。
- 閉塞は「閉じて塞ぐこと」の意味。
- 閉塞の類義語には、「封鎖・閉鎖・梗塞・幽閉」などがある。