さて日常的に使われるもので「船旅」という言葉があります。
この船旅に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
船旅がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは船旅の読み方と意味、「せんりょ」と「ふなたび」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.船旅の正しい読み方は「せんりょ」「ふなたび」?
では船旅の正しい読み方は、「せんりょ」「ふなたび」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、船旅の正しい読み方は「ふなたび」になります。
船旅の”船”は「ふね」「ふな」「せん」、”旅”は「たび」「りょ」と読むことができますが、船旅は「ふなたび」と読むのが正しく、「せんりょ」と読むのは間違いです。
また船旅(ふなたび)のように「船(ふな)」が用いられている言葉には、
「船脚(ふなあし)・船方(ふなかた)・船出(ふなで)・船縁(ふなべり)」などがあります。
船旅(ふなたび)のように「旅(たび)」が用いられている言葉には、
「旅路(たびじ)・股旅(またたび)・旅烏(たびがらす)・旅枕(たびまくら)」などがあります。
次の章で船旅の意味と類義語について解説していきます。
2.船旅の意味と類義語について
では船旅の意味と類義語について見ていきましょう。
まず船旅は「船に乗ってする旅行のこと」の意味として用いられています。
船旅を用いた例文としては、「船旅の経験がある」や、
「彼は世界一周の船旅中だ」のような使い方で用いられています。
また船旅の類義語としては、「巡航(じゅんこう)・航海(こうかい)・周航(しゅうこう)・航行(こうこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても船旅と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「船旅の読み方と意味、”せんりょ”と”ふなたび”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 船旅の正しい読み方は「ふなたび」で、「せんりょ」は間違い。
- 船旅は「船に乗ってする旅行のこと」の意味。
- 船旅の類義語には、「巡航・航海・周航・航行」などがある。