さて日常的に使われるもので「舞踊」という言葉があります。
この舞踊に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
舞踊がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは舞踊の読み方と意味、「ぶとう」と「ぶよう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.舞踊の正しい読み方は「ぶとう」「ぶよう」?
では舞踊の正しい読み方は、「ぶとう」「ぶよう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、舞踊の正しい読み方は「ぶよう」になります。
舞踊の”踊”は「おど(る)」「よう」と読むことはできますが、
「とう」と読むことはできないので、舞踊を「ぶとう」と読むのは間違いです。
「ぶとう」というのは、”舞踏(ぶとう)”と書き表されるため注意が必要です。
また舞踊(ぶよう)のように「舞(ぶ)」が用いられている言葉には、
「舞曲(ぶきょく)・舞踏(ぶとう)・舞台(ぶたい)・鼓舞(こぶ)」などがあります。
舞踊(ぶよう)のように「踊(よう)」が用いられている言葉は、舞踊の他には「踊躍(ようやく)」しか見つけることができませんでした。
次の章で舞踊の意味と類義語について解説していきます。
2.舞踊の意味と類義語について
では舞踊の意味と類義語について見ていきましょう。
まず舞踊は「音楽に合わせた身振りや手振りによって、感情や意思を表現する芸術のこと」の意味として用いられています。
舞踊を用いた例文としては、「現代舞踊に発展させた」や、
「舞踊で用いられる小道具」のような使い方で用いられています。
また舞踊の類義語としては、「舞踏(ぶとう)・舞楽(ぶがく)・遊戯(ゆうぎ)・舞曲(ぶきょく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても舞踊と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「舞踊の読み方と意味、”ぶとう”と”ぶよう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 舞踊の正しい読み方は「ぶよう」で、「ぶとう」は間違い。
- 舞踊は「音楽に合わせた身振りや手振りによって、感情や意思を表現する芸術のこと」の意味。
- 舞踊の類義語には、「舞踏・舞楽・遊戯・舞曲」などがある。