さて日常的に使われるもので「微塵」という言葉があります。
この微塵に使用されている漢字(特に”塵”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは微塵の読み方と意味、「びじん」と「みじん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では微塵の正しい読み方は、「びじん」「みじん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、微塵の正しい読み方は「びじん」「みじん」の両方になります。
微塵の”微”は「かす(か)」「び」「み」、”塵”は「ちり」「じん」と読むことができます。
一般的には微塵は「みじん」と読むことがほとんどです。
ただ微塵は「びじん」「みじん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また微塵(びじん)のように「微(び)」が用いられている言葉には、
「軽微(けいび)・微温(びおん)・衰微(すいび)・微少(びしょう)」などがあります。
微塵(みじん)のように「微(み)」が用いられている言葉には、
「粉微塵(こなみじん)・微塵粉(みじんこ)・微塵子(みじんこ)」があります。
次の章で微塵の意味と類義語について解説していきます。
では微塵の意味と類義語について見ていきましょう。
まず微塵(びじん)は「細かな塵(ちり)のこと」の意味として用いられています。
微塵を「びじん」と読むと上記のような意味になりますが、
「みじん」と読むと上記の他に、「極めて細かいこと/ほんの少しのこと」の意味も含まれます。
このように微塵は「びじん」「みじん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
微塵を用いた例文としては、「微塵(みじん)に砕く」や、
「そんなことは微塵(みじん)も考えていない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「極めて細かいこと」の意味で、
後者の例文は「ほんの少しのこと」の意味で使用しています。
また微塵の類義語としては、「極微(きょくび)・粒子(りゅうし)・微細(びさい)・小刻み(こきざみ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても微塵と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「微塵の読み方と意味、”びじん”と”みじん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、