結論から言ってしまうと、経るの正しい読み方は「へる」になります。
経るの”経”は「た(つ)」「へ(る)」「けい」と読むことができますが、
経るは「へる」と読むのが正しく、「けいる」と読むのは間違いです。
次の章で経るの意味について解説していきます。
経るは「時が経(た)つこと/ある場所を通って行くこと。経由すること/過程をたどること」の意味として用いられています。
経るを用いた例文としては、「多くの年月を経る」や、
「青森を経て北海道へ行く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「時が経つこと」の意味で、
後者の例文は「ある場所を通って行くこと。経由すること」の意味で使用しています。
また経るの類義語としては、「経過(けいか)・重ねる(かさねる)・通過(つうか)・来往(らいおう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても経ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「経るの読み方と意味、”けいる”と”へる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど