さて日常的に使われるもので「敷設」という言葉があります。
この敷設に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
敷設がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは敷設の読み方と意味、「しきせつ」と「ふせつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.敷設の正しい読み方は「しきせつ」「ふせつ」?
では敷設の正しい読み方は、「しきせつ」「ふせつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、敷設の正しい読み方は「ふせつ」になります。
敷設の”敷”は「し(く)」「し(き)」「ふ」と読むことができますが、
敷設は「ふせつ」と読むのが正しく、「しきせつ」と読むのは間違いです。
また敷設(ふせつ)のように「敷(ふ)」が用いられている言葉は、
他には「敷衍(ふえん)・敷延(ふえん)」しか見つけることができませんでした。
敷設(ふせつ)のように「設(せつ)」が用いられている言葉には、
「付設(ふせつ)・未設(みせつ)・併設(へいせつ)・架設(かせつ)」などがあります。
次の章で敷設の意味と類義語について解説していきます。
2.敷設の意味と類義語について
では敷設の意味と類義語について見ていきましょう。
まず敷設は「広範囲にわたって、装備や施設を設けること」の意味として用いられています。
敷設を用いた例文としては、「鉄道を敷設する」や、
「ケーブルを敷設する」のような使い方で用いられています。
また敷設の類義語としては、「設置(せっち)・埋設(まいせつ)・配置(はいち)・建設(けんせつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても敷設と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「敷設の読み方と意味、”しきせつ”と”ふせつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 敷設の正しい読み方は「ふせつ」で、「しきせつ」は間違い。
- 敷設は「広範囲に亘って、装備や施設を設けること」の意味。
- 敷設の類義語には、「設置・埋設・配置・建設」などがある。