さて日常的に使われるもので「平易」という言葉があります。
この平易に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
平易がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは平易の読み方と意味、「へいい」と「へいえき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.平易の正しい読み方は「へいい」「へいえき」?
では平易の正しい読み方は、「へいい」「へいえき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、平易の正しい読み方は「へいい」になります。
平易の”易”は「やす(い)」「い」「えき」と読むことができますが、
平易は「へいい」と読むのが正しく、「へいえき」と読むのは間違いです。
また平易(へいい)のように「平(へい)」が用いられている言葉には、
「公平(こうへい)・平穏(へいおん)・水平(すいへい)・太平(たいへい)」などがあります。
平易(へいい)のように「易(い)」が用いられている言葉には、
「安易(あんい)・容易(ようい)・簡易(かんい)・軽易(けいい)」などがあります。
次の章で平易の意味と類義語について解説していきます。
2.平易の意味と類義語について
では平易の意味と類義語について見ていきましょう。
まず平易は「易(やさ)しくて、分かりやすいこと」の意味として用いられています。
平易を用いた例文としては、「平易な言葉で説明する」や、
「平易な英語で書かれている」のような使い方で用いられています。
また平易の類義語としては、「簡単(かんたん)・余裕(よゆう)・軽易(けいい)・容易(ようい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても平易と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「平易の読み方と意味、”へいい”と”へいえき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 平易の正しい読み方は「へいい」で、「へいえき」は間違い。
- 平易は「易しくて、分かりやすいこと」の意味。
- 平易の類義語には、「簡単・余裕・軽易・容易」などがある。