さて日常的に使われるもので「布団」という言葉があります。
この布団に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
布団がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは布団の読み方と意味、「ふとん」と「ふだん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.布団の正しい読み方は「ふとん」「ふだん」?
では布団の正しい読み方は、「ふとん」「ふだん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、布団の正しい読み方は「ふとん」になります。
布団の”団”は「だん」「とん」と読むことができますが、
布団は「ふとん」と読むのが正しく、「ふだん」と読むのは間違いです。
また布団(ふとん)のように「布(ふ)」が用いられている言葉には、
「調布(ちょうふ)・塗布(とふ)・配布(はいふ)・布施(ふせ)」などがあります。
布団(ふとん)のように「団(とん)」が用いられている言葉には、
「金団(きんとん)・水団(すいとん)・油団(ゆとん)・座布団(ざぶとん)」などがあります。
次の章で布団の意味と類義語について解説していきます。
2.布団の意味と類義語について
では布団の意味と類義語について見ていきましょう。
まず布団は「布で作った袋の中に、綿や羽毛などを入れたもの/僧や修行僧が座禅などに用いる丸い敷物のこと」の意味として用いられています。
布団を用いた例文としては、「起きたらまずは布団をたたむ」や、
「布団に座って座禅をする」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「布で作った袋の中に、綿や羽毛などを入れたもの」の意味で、
後者の例文は「僧や修行僧が座禅などに用いる丸い敷物のこと」の意味で使用しています。
また布団の類義語としては、「寝具(しんぐ)・敷布(しきふ)・毛布(もうふ)・夜着(よぎ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても布団と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「布団の読み方と意味、”ふとん”と”ふだん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 布団の正しい読み方は「ふとん」で、「ふだん」は間違い。
- 布団は「布で作った袋の中に、綿や羽毛などを入れたもの/僧や修行僧が座禅などに用いる丸い敷物のこと」の意味。
- 布団の類義語には、「寝具・敷布・毛布・夜着」などがある。