さて日常的に使われるもので「分割」という言葉があります。
この分割に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
分割がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは分割の読み方と意味、「ぶんかつ」と「ぶんわり」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.分割の正しい読み方は「ぶんかつ」「ぶんわり」?
では分割の正しい読み方は、「ぶんかつ」「ぶんわり」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、分割の正しい読み方は「ぶんかつ」になります。
分割の”割”は「わ(る)」「わり」「かつ」と読むことができますが、
分割は「ぶんかつ」と読むのが正しく、「ぶんわり」と読むのは間違いです。
また分割(ぶんかつ)のように「分(ぶん)」が用いられている言葉には、
「十分(じゅうぶん)・分業(ぶんぎょう)・分岐(ぶんき)・区分(くぶん)」などがあります。
分割(ぶんかつ)のように「割(かつ)」が用いられている言葉には、
「割愛(かつあい)・割譲(かつじょう)・割礼(かつれい)・全割(ぜんかつ)」などがあります。
次の章で分割の意味と類義語について解説していきます。
2.分割の意味と類義語について
では分割の意味と類義語について見ていきましょう。
まず分割は「あるものをいくつかに分けること」の意味として用いられています。
分割を用いた例文としては、「分割払いに変更する」や、
「それを5つに分割する」のような使い方で用いられています。
また分割の類義語としては、「等分(とうぶん)・分解(ぶんかい)・分断(ぶんだん)・区切る(くぎる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても分割と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「分割の読み方と意味、”ぶんかつ”と”ぶんわり”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 分割の正しい読み方は「ぶんかつ」で、「ぶんわり」は間違い。
- 分割は「あるものをいくつかに分けること」の意味。
- 分割の類義語には、「等分・分解・分断・区切る」などがある。