さて日常的に使われるもので「賦課」という言葉があります。
この賦課に使用されている漢字(特に”賦”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは賦課の読み方と意味、「ふか」と「ぶか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.賦課の正しい読み方は「ふか」「ぶか」?
では賦課の正しい読み方は、「ふか」「ぶか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、賦課の正しい読み方は「ふか」になります。
賦課の”賦”は「ふ」と読むことはできますが、「ぶ」と読むことはできないので、賦課を「ぶか」と読むのは間違いです。
また賦課(ふか)のように「賦(ふ)」が用いられている言葉には、
「詩賦(しふ)・租賦(そふ)・賦役(ふえき)・賦与(ふよ)」などがあります。
賦課(ふか)のように「課(か)」が用いられている言葉には、
「日課(にっか)・課業(かぎょう)・課題(かだい)・課程(かてい)」などがあります。
次の章で賦課の意味と類義語について解説していきます。
2.賦課の意味と類義語について
では賦課の意味と類義語について見ていきましょう。
まず賦課は「税金などを割り当てて負担させること」の意味として用いられています。
賦課を用いた例文としては、「市が賦課させて徴収する」や、
「会議で賦課が決定された」のような使い方で用いられています。
また賦課の類義語としては、「課税(かぜい)・徴税(ちょうぜい)・追徴(ついちょう)・徴収(ちょうしゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても賦課と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「賦課の読み方と意味、”ふか”と”ぶか”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 賦課の正しい読み方は「ふか」で、「ぶか」は間違い。
- 賦課は「税金などを割り当てて負担させること」の意味。
- 賦課の類義語には、「課税・徴税・追徴・徴収」などがある。