さて日常的に使われるもので「氷室」という言葉があります。
この氷室に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
氷室がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは氷室の読み方と意味、「ひむろ」と「ひょうしつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.氷室の正しい読み方は「ひむろ」「ひょうしつ」?
では氷室の正しい読み方は、「ひむろ」「ひょうしつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、氷室の正しい読み方は「ひむろ」「ひょうしつ」の両方になります。
氷室の”氷”は「こおり」「ひょう」「ひ」、”室”は「むろ」「しつ」と読むことができます。
ただ一般的には氷室は「ひむろ」と読むことが多いです。
また氷室(ひむろ)のように「氷(ひ)」が用いられている言葉には、
「氷雨(ひさめ)・氷魚(ひうお)・垂氷(たるひ)・氷面(ひも)」などがあります。
氷室(ひむろ)のように「室(むろ)」が用いられている言葉には、
「岩室(いわむろ)・室鰺(むろあじ)・室咲(むろざき)・麹室(こうじむろ)」などがあります。
次の章で氷室の意味と類義語について解説していきます。
2.氷室の意味と類義語について
では氷室の意味と類義語について見ていきましょう。
まず氷室は「天然の氷を夏まで貯(たくわ)えておくための部屋や穴蔵(あなぐら)のこと」の意味として用いられています。
氷室を用いた例文としては、「氷室に氷を貯える」や、
「氷室から氷を運び出す」のような使い方で用いられています。
また氷室の類義語としては、「土蔵(どぞう)・穴蔵(あなぐら)・倉庫(そうこ)・納屋(なや)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても氷室と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「氷室の読み方と意味、”ひむろ”と”ひょうしつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 氷室の正しい読み方は「ひむろ」「ひょうしつ」の両方。
- 氷室は「天然の氷を夏まで貯えておくための部屋や穴蔵のこと」の意味。
- 氷室の類義語には、「土蔵・穴蔵・倉庫・納屋」などがある。