結論から言ってしまうと、兵糧の正しい読み方は「ひょうろう」になります。
兵糧の”兵”は「へい」「ひょう」、”糧”は「かて」「りょう」「ろう」と読むことができますが、兵糧は「ひょうろう」と読むのが正しく、「へいりょう」と読むのは間違いです。
また兵糧(ひょうろう)のように「兵(ひょう)」が用いられている言葉には、
「兵法(ひょうほう)・雑兵(ぞうひょう)・兵部(ひょうぶ)・兵六玉(ひょうろくだま)」などがあります。
兵糧(ひょうろう)のように「糧(ろう)」が用いられている言葉は、兵糧の他には見つけることができませんでした。
次の章で兵糧の意味と類義語について解説していきます。
兵糧は「軍隊の食糧(しょくりょう)のこと/活動力を支える食べ物のこと」の意味として用いられています。
兵糧を用いた例文としては、「兵糧攻めを行う」や、
「兵糧不足に陥る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「軍隊の食糧のこと」の意味で、
後者の例文は「活動力を支える食べ物のこと」の意味で使用しています。
兵糧攻め(ひょうろうぜめ)というのは、”食料補給の道を断って、敵の戦闘力を弱らせる攻め方のこと”になります。
また兵糧の類義語としては、「食糧(しょくりょう)・糧食(りょうしょく)・食料(しょくりょう)・食品(しょくひん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても兵糧と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「兵糧の読み方と意味、”へいりょう”と”ひょうろう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど