兵糧の読み方と意味、「へいりょう」と「ひょうろう」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「兵糧」という言葉があります。

 

この兵糧に使用されている漢字(特に”糧”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは兵糧の読み方と意味、「へいりょう」と「ひょうろう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.兵糧の正しい読み方は「へいりょう」「ひょうろう」?

 

では兵糧の正しい読み方は、「へいりょう」「ひょうろう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、兵糧の正しい読み方は「ひょうろう」になります

 

兵糧の”兵”は「へい」「ひょう」、”糧”は「かて」「りょう」「ろう」と読むことができますが、兵糧は「ひょうろう」と読むのが正しく、「へいりょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また兵糧(ひょうろう)のように「兵(ひょう)」が用いられている言葉には、
「兵法(ひょうほう)・雑兵(ぞうひょう)・兵部(ひょうぶ)・兵六玉(ひょうろくだま)」などがあります。

 

兵糧(ひょうろう)のように「糧(ろう)」が用いられている言葉は、兵糧の他には見つけることができませんでした。

 

 

次の章で兵糧の意味と類義語について解説していきます。

 

2.兵糧の意味と類義語について

 

では兵糧の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず兵糧は「軍隊の食糧(しょくりょう)のこと/活動力を支える食べ物のこと」の意味として用いられています。

 

 

兵糧を用いた例文としては、「兵糧攻めを行う」や、
「兵糧不足に陥る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「軍隊の食糧のこと」の意味で、
後者の例文は「活動力を支える食べ物のこと」の意味で使用しています。

 

兵糧攻め(ひょうろうぜめ)というのは、”食料補給の道を断って、敵の戦闘力を弱らせる攻め方のこと”になります。

 

 

 

また兵糧の類義語としては、「食糧(しょくりょう)・糧食(りょうしょく)・食料(しょくりょう)・食品(しょくひん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても兵糧と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「兵糧の読み方と意味、”へいりょう”と”ひょうろう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ