このページでは伏線の読み方と意味、「ふせん」と「ふくせん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.伏線の正しい読み方は「ふせん」「ふくせん」?

 

結論から言ってしまうと、伏線の正しい読み方は「ふくせん」になります

 

伏線の”伏”は「ふ(せる)」「ふく」と読むことができますが、
伏線は「ふくせん」と読むのが正しく、「ふせん」と読むのは間違いです

 

 

 

また伏線(ふくせん)のように「伏(ふく)」が用いられている言葉には、
「伏兵(ふくへい)・起伏(きふく)・平伏(へいふく)・伏流(ふくりゅう)」などがあります。

 

伏線(ふくせん)のように「線(せん)」が用いられている言葉には、
「回線(かいせん)・線形(せんけい)・光線(こうせん)・沿線(えんせん)」などがあります。

 

 

次の章で伏線の意味と類義語について解説していきます。

 

2.伏線の意味と類義語について

 

伏線は「小説・劇・漫画などにおいて、後の展開に必要な事柄をそれとなくほのめかしておくこと」の意味として用いられています。

 

 

伏線を用いた例文としては、「伏線を敷く」や、
「伏線を回収する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また伏線の類義語としては、「布石(ふせき)・用意(ようい)・支度(したく)・準備(じゅんび)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても伏線と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「伏線の読み方と意味、”ふせん”と”ふくせん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 伏線の正しい読み方は「ふくせん」で、「ふせん」は間違い。
  • 伏線は「小説・劇・漫画などにおいて、後の展開に必要な事柄をそれとなくほのめかしておくこと」の意味。
  • 伏線の類義語には、「布石・用意・支度・準備」などがある。

 

 

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