このページでは腹帯の読み方と意味、「はらおび」と「ふくたい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.腹帯の正しい読み方は「はらおび」「ふくたい」?

 

結論から言ってしまうと、腹帯の正しい読み方は「はらおび」「ふくたい」の両方になります

 

腹帯の”腹”は「はら」「ふく」、”帯”は「お(びる)」「おび」「たい」と読むことができます。

 

 

 

一般的には腹帯は「はらおび」と読むことが多いです。

 

ただ腹帯は「はらおび」「ふくたい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また腹帯(はらおび)のように「腹(はら)」が用いられている言葉には、
「裏腹(うらはら)・腹鼓(はらつづみ)・腹芸(はらげい)・業腹(ごうはら)」などがあります。

 

腹帯(はらおび)のように「帯(おび)」が用いられている言葉には、
「帯封(おびふう)・角帯(かくおび)・黒帯(くろおび)・岩田帯(いわたおび)」などがあります。

 

 

次の章で腹帯の意味について解説していきます。

 

2.腹帯の意味について

 

腹帯(はらおび)は「腹に巻く帯。腹巻(はらまき)のこと/妊婦の下腹に巻く帯。岩田帯のこと/馬の腹に締める帯のこと」の意味として用いられています。

 

 

腹帯を「はらおび」と読むと上記のような意味になりますが、
「ふくたい」と読むと「妊婦の下腹に巻く帯」の意味のみとなります

 

このように腹帯は「はらおび」「ふくたい」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

腹帯を用いた例文としては、「腹帯(はらおび)でお腹を温める」や、
「妊娠5ヶ月目に腹帯をしめる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「腹に巻く帯。腹巻のこと」の意味で、
後者の例文は「妊婦の下腹に巻く帯。岩田帯のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また腹帯の類義語としては、「胴巻(どうまき)・胴衣(どうい)・腹当て(はらあて)・さらし」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても腹帯と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「腹帯の読み方と意味、”はらおび”と”ふくたい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 腹帯の正しい読み方は「はらおび」「ふくたい」の両方。
  • 腹帯(はらおび)は「腹に巻く帯。腹巻のこと/妊婦の下腹に巻く帯。岩田帯のこと/馬の腹に締める帯のこと」の意味。
  • 腹帯(ふくたい)は「妊婦の下腹に巻く帯。岩田帯のこと」の意味。
  • 腹帯の類義語には、「胴巻・胴衣・腹当て・さらし」などがある。

 

 

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