結論から言ってしまうと、歪みの正しい読み方は「ゆがみ」「ひずみ」の両方になります。
歪みの”歪”は「ゆが(む)」「ひず(む)」「いびつ」「わい」と読むことができます。
一般的には歪みは「ゆがみ」と読むことが多いです。
ただ歪みは「ゆがみ」「ひずみ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で歪みの意味について解説していきます。
歪み(ゆがみ)は「曲がっていること/心の正しくないこと」の意味として用いられています。
歪みを「ゆがみ」と読むと上記のような意味になりますが、「ひずみ」と読むと「曲がっていること/物体に外力が加わったときに起こる、形・体積などの変化/ある事の結果として現れた悪い影響」の意味となります。
このように歪みは「ゆがみ」「ひずみ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
歪みを用いた例文としては、「心の歪(ゆが)みが原因だ」や、
「高度経済成長の歪(ひず)みによるものだ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「心の正しくないこと」の意味で、
後者の例文は「ある事の結果として現れた悪い影響」の意味で使用しています。
以上が「歪みの読み方と意味、”ゆがみ”と”ひずみ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど