結論から言ってしまうと、彼岸の正しい読み方は「ひがん」になります。
彼岸の”彼”は「かれ」「ひ」、”岸”は「きし」「がん」と読むことができますが、彼岸は「ひがん」と読むのが正しく、「かれぎし」と読むのは間違いです。
次の章で彼岸の意味について解説していきます。
彼岸は「春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)とする前後7日間のこと/仏教における悟りの境地のこと」の意味として用いられています。
例えば3月20日が春分(中日)だとすると、3月17日が”彼岸入り”で、3月23日が”彼岸明け”ということになります。
同様に9月22日が秋分(中日)だとすると、9月19日が”彼岸入り”で、9月25日が”彼岸明け”ということになります。
彼岸を用いた例文としては、「暑い寒いも彼岸まで」や、
「彼岸に導く教え」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「春分・秋分の日を中日とする前後7日間」の意味で、
後者の例文は「仏教における悟りの境地」の意味で使用しています。
以上が「彼岸の読み方と意味、”ひがん”と”かれぎし”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど