結論から言ってしまうと、初日の正しい読み方は「しょじつ」「しょにち」「はつひ」になります。
初日の”初”は「はじ(め)」「はつ」「しょ」、”日”は「ひ」「にち」「じつ」と読むことができます。
一般的には初日は「しょにち」と読むことが多いです。
ただ初日は「しょじつ」「しょにち」「はつひ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章ではそれぞれの意味について解説していきます)
また初日(しょじつ)のように「日(じつ)」が用いられている言葉には、
「吉日(きちじつ)・佳日(かじつ)・平日(へいじつ)・永日(えいじつ)」などがあります。
初日(しょにち)のように「日(にち)」が用いられている言葉には、
「縁日(えんにち)・忌日(きにち)・親日(しんにち)・日限(にちげん)」などがあります。
次の章で初日の意味と類義語について解説していきます。
初日(しょじつ)は「その物事が始まる初めての日のこと/朝日のこと」の意味として用いられています。
初日を「しょじつ」と読むと上記のような意味になりますが、
「しょにち」「はつひ」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
初日は「しょにち」と読むと「その物事が始まる初めての日/相撲で負け続けていた力士が初めて勝つこと」の意味で、「はつひ」と読むと「元旦の太陽。初日の出のこと」の意味となります。
このように初日は「しょじつ」「しょにち」「はつひ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
初日を用いた例文としては、「やっと初日(しょにち)を出す」や、
「初日(はつひ)を拝む」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「相撲で負け続けていた力士が初めて勝つこと」の意味で、
後者の例文は「元旦の太陽。初日の出のこと」の意味で使用しています。
また初日の類義語としては、「天道(てんとう)・当日(とうじつ)・同日(どうじつ)・天日(てんじつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても初日と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「初日の読み方と意味、”しょじつ”と”しょにち”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>